NHK『風林火山』で、謙信役とその軍師役として出会いから、昨年10月に71歳でお亡くなりになった緒形拳さんとの思い出……。
若い世代には、緒形拳という俳優はあまり知られていないかもしれませんが、
それはも~、すごい怪優だったんですよ。
ぜひ、Gacktさんを通して関心を持たれた方がいたら、緒形さんの生前出演された作品をご覧になってみてくださいね。
それでは、対談スタート![]()
本誌 Gacktさんが緒形さんから得たものでいちばん大きいものは何ですか?
Gackt 自分が上杉謙信を演じている中で、初めは多くのバッシングがありました。「ミュージシャン風情が」と言われるのもすごくイヤで、だからこそ鎧が似合うように体を鍛え、寝る間を惜しんで稽古をして。ただ、「自分は正しい、間違ってない」と思っていても、実際はどうなのか? 一度、緒形さんと撮影の合間に食事をしながら質問させていただいたことがあるんです。「もし、僕が表現しようとしているものに間違っていると思うことがあったら、ストレートに言ってください」と。そしたら、お箸をカタッと置いて、「ガックンな、俺はな、いままで自分が思ったことは全部おまえに伝えているし、ダメだと思うことも、感じたことはその場で言っているつもりだ。この俺が、『おまえは全部表現できている』と言っているんだから、お前はそれでいいんだ。大丈夫だ・・・、パパがついてる!!(笑)」。そう言ってくれたんです。それが余りにも嬉しくて……。
横内 それはあなた、芸能界の父のように思うのも当然だ。
Gackt 僕はそれまで、素直に人に甘えるということができなかったんです。けれど、初めて誰かのために、この人に喜んでもらえるために仕事を頑張りたいと。緒形さんの気持ちに触れさせてもらえたというか、人に甘えるというのはこういうことなのか、と初めてわかった気がして。そのことがあったから、この仕事もやり切れたんじゃないかなと思っています。だから、僕にとって『風林火山』という作品はすごく意味のある作品で、緒形さんに出会えたことが奇跡で、財産なんです。その『風林火山』を通して、また横内さんとこういう機会に恵まれたのが有難いなと思います。
横内 僕は、役者仲間として聞いていて、緒形さんが羨ましいですよ。そんなにまで緒形さんはあなたに影響を与えたんだからね。
本誌 上杉謙信との出会いも大きな転換期になったのでは。
Gackt 人生で初めて、「今まで自分が信じてきた生き方で良いんだ」と思えたことがいちばん大きかったですね。いままで僕は、変わっているとか、異端児とか、いろいろなことを言われてきました。しかも、考え方が古いので、「あいつは見た目と違ってしゃべると硬い」とか、「難しい」とか言われて(笑)。でも、五百年前に一時代を築いた、自分と同じような考え方を持った男が、日本の武士道というものを形成したのだ、と知って勇気をもらいました。
Gackt Official web http://gackt.com/
Gackt Official Mobile Site http://gackt-underland.jp/
Gacktさんリリース情報:
『Jesus』に続く、最新シングル『GHOST』(Dears限定盤)が1月21日にリリース!28日には通常盤が発売されます。また、Gacktが歌う『Journey through Decade』が1月25日放送スタートの『仮面ライダー ディケイド』の主題歌として使用されていますので、こうご期待![]()
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